CFD解析(Computational Fluid Dynamics 「数値流体力学/計算流体力学」)を用いてポンプ内部の流れを分析し、羽根形状の最適化を図った新開発のe-eインペラを採用することで、従来機に比べポンプ最高効率を最大で20%向上させた高効率ライナー形スラリーポンプです。
また、スラリー(微小な固体粒子を多く含んで泥状になった液体)がポンプ内の羽根車等を通過する際に生じる渦や摩擦による損失を低減させた設計で、消費電力の増減要因である軸動力を従来機に比べ最大19%削減しました。
これにより使用条件に合わせてモータ容量もワンランク下に落とせるため、大幅な省エネ運転を実現します。
1.高効率(efficiency-enhancing)
新設計 e-eインペラ(呼称:イー・イーインペラ)を採用/efficiency-enhancing impeller
CFD解析で、吸入から吐出までポンプ内部を流れによる損失抵抗が少なくなるように最適設計された羽根車(e-eインペラ)で、ポンプ最高効率を従来機に比べ最大で20%向上させます。
2.経済性(economy)、省エネ(energy-saving)
モータ容量のワンランクダウン
e-eインペラ採用による高効率化により回転を下げることが可能となり、軸動力を従来機に比べ最大で19%低減するとともに、使用条件に合わせてモータ容量をワンランク下げられます。
プーリー調整を行うことで、将来主流となるIE2(高効率)クラス、IE3(プレミアム効率)クラスモータにも対応します。
3.長寿命化(extended life-performance)、経済性(economy)
elpアジャスト機構/extended life-performance adjustment mechanism
インペラが摩耗した際に、インペラとインペラを覆うライナーとの間に隙間が発生すると送液効率が低下します。
古河独自のライナー構造は、隙間調整をインペラとその前後のライナーとを自在に動かして調整することができますので、送液効率を極大化しながらインペラを最後まで使い切ることができます。
インペラの交換時期が伸びることで、交換コストを抑え、交換時に発生する廃棄物の削減にも貢献します。
| 製品名 | ライナー形スラリーポンプ | ||||
| 愛称 | e-Performance(イー・パフォーマンス) | ||||
| 型式 | --- | SPL3-40C | SPL3-50C | SPL3-80C | SPL3-100C |
| 口径(吸込×吐出) | mm | 50×40 | 80×50 | 100×80 | 150×100 |
| 吐出し量 | ㎥/min | 0.1〜0.5 | 0.3〜1.3 | 0.7〜2.0 | 1.4〜4.0 |
| 全揚程 | m | 5〜45 | 5〜45 | 8〜45 | 8〜45 |
| 最高回転速度 | min-1 | 3300 | 2600 | 2000 | 1700 |
| 羽根枚数 | --- | 4 | 4 | 4 | 4 |
| 通過最大粒径 | mm | 8 | 16 | 20 | 36 |
| 軸封装置 | --- | グランドパッキン、メカニカルシール | |||
| 本体重量(モーター類除く) | kg | 58 | 140 | 260 | 440 |